不動産や金融関連の会社は、世の中に複数あります。
「あかつき本社」も不動産や金融に携わる会社で複数の企業を束ねています。
この記事では、あかつき本社の概要やサービス内容を説明しつつ、irや株価の情報について見てみましょう。
あかつき本社とはどんな会社?
あかつき本社は、昭和25年に設立した会社で東京都中央区日本橋に本社があります。
50億円以上の資本金を保有しており、金融や不動産関連の企業を配下に置く持株会社として存在する企業です。
金融関連の会社は「あかつき証券株式会社、リードウェイ株式会社、トレードサイエンス株式会社」の3社。
不動産関連の会社は「EWアセットマネジメント株式会社、株式会社マイトランク、株式会社トータルエステート、株式会社トータルテック、株式会社トータルエステート住宅販売」の5社をまとめあげており、現在は東証二部の上場企業として登録されています。
代表取締役は島根秀明氏
同社の代表を務めるのは、数々の証券会社の役員を歴任してきた島根秀明氏。
あかつき本社はちゃんとした会社なの?チェックしてみよう!
ここではあかつき本社がちゃんとした会社なのか4つの視点から紐解いてみましょう。
あかつき本社のサービス内容
あかつき本社自体は複数の関連企業を管理する会社として運営しており、関連企業の中には老舗企業も含まれています。
なかでもあかつき証券は、誕生から140年経っている企業で関東・関西を中心に店舗を展開しているのが特徴です。
国内外の株式や投資信託サービスを提供する一方でマネックスセゾンバンガードと提携した資産運用業務に携わっています。
また、不動産事業ではEWアセットマネジメント株式会社が高齢者向けの老人ホームの運用を行っています。
そのためあかつき本社は、各関連会社の強みを上手く活かし不動産・金融関連に力を入れている企業だといえるでしょう。
あかつき本社の反社会勢力排除方針
あかつき本社のコーポレートガバナンス内には、反社会勢力排除に関する内容が盛り込まれています。
「反社会勢力の方が来ても、毅然とした態度で接すること」や「不当な要求に応じない」、「反社会勢力を失くすための活動を自社で行う」ことなどが明記してあります。
さらに反社会勢力に詳しい専門機関からの情報を取り入れ、反社会勢力者に対して迅速な対応ができるような準備もしているとのこと。
これらの内容より、あかつき本社は反社会勢力とのつながりを持たない会社だといえます。
あかつき本社のir情報
2019年3月期に発表されたIr情報によると、2018年4月1日~同年12月31日まで(第3四半期)の営業収益は23,716,677千円、経常利益は408,941千円、純資産額は13,442,244千円でした。
前年の同時期と比べると、営業収益は+7,496,855千円、純資産額は+1,922,877千円でしたが、経常利益は▲1,329,425千円となっています。ただし、第3四半期は黒字決算となっており赤字にはなっていません。
あかつき本社の株価
2019年4月24日の終値は1株273円でした。
去年は1株500円前後に達しており、その頃と比べると1株当たりの値段は半分近くまで下がっています。
2011年には120円台ましで下がりました。
しかし配当利回り率は6%を超えているため、上場企業の中では配当率が高い企業といえるでしょう。
あかつき本社の社長は島根秀明氏
2020年4月現在、島根秀明氏があかつき本社の代表取締役。
詳細の情報は下記のページで紹介されています。
島根秀明氏は、2020年4月現在株式会社あかつき本社の代表取締役です。
あかつき本社だけではなく、関連複数社でも代表取締役を務めています。
詳細、引用元
あかつき本社は歴史あるちゃんとした会社
あかつき本社は、設立から60年以上の歴史を持つ老舗企業です。
管理している会社のなかでも、あかつき証券にいたっては設立から140年経っており証券会社の中でも伝統ある企業です。
倒産する証券会社がある中140年間会社を運営し続けられるのは、経営努力をしっかりと行っているからだといえるでしょう。
なお、他の関連会社でも投資時に活用できるシステムの開発も行っていますので、金融・不動産関連業界に注目している人は、あかつき本社を注目すると良いかもしれませんね。